女将のひとりごと
大盛うどんでは、月に一度、うどん講と命名されたとある集まりが開かれる。もう25年は続いている、すごい寄合。
メンバーはかつての校長先生たちで、みんな学生時代の同級生である。
2021-04-15 12:29:52
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久しぶりのブログ記事です。なぜなら私も例外なく、明るいネタがなかなか思いつかなかったから。
大盛うどんもコロナに翻弄され、毎日の人ぐりに振り回されてヘトヘトになりました。過去形にはしていますが、まだ終わったわけではなく、半分あきらめている。という感じで
一昨年より、通販事業を充実させようとして急速冷凍機の導入を計画していたのですが、高額のため、資金調達に補助金の申請をしていました。でも残念ながら2回とも採択されず。
選考基準に疑問を抱きつつ。計画が頓挫した形で終わってしまったのです。
別の形でもう一度計画することに。
その話はまた次回にしましょう。
2021-03-26 11:01:33
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ホームページのブログにはいろんな効果があるそうで、キーワードを盛り込むことで検索に引っかかる仕組みになっているらしい。
なので、「うどん」とか「宮崎」とか「老舗」のようなワードを入れて書いていくとなんか変な、気持ちのこもらない文章になってしまって、正直非常に気分が悪い。なのでやめようと思っている。もちろん日々の出来事をつらつらと書くわけなのでうどん。というフレーズももちろん入ってくることにはなる。このコロナの波。大盛うどんにとってはそりゃあ大打撃を食らっている最中で。「助けて~」と叫びたい気持ちでいっぱいなのだけど、私個人にとっては案外、自分の本当の想い、潜在意識というものが割と明確にわかるきっかけにもなったし。外でお酒を飲んだり、食事をする。ということが面倒になってきた今日この頃の年頃には「自粛」というのがとても便利に使えてしまうので悪くない。
これからの働き方とか生き方。というのは以前から意識してきたつもりだったけど老舗。とか、老舗ゆえの「ねばならない」にだいぶ縛られてとても窮屈だった。私自身がどうやら自覚のないはみ出し屋さんなのでまわりから怒られること。たびたびなのであります。むかしからある慣習をずいぶん変えてきたよねえ
2021-01-27 15:40:18
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あっという間に九月も半ば、4分の1だけになってしまった。
暑さも感じなくなり宮崎は短めの秋を迎えました。
来月10月。大盛うどんは営業許可証発行の日付から108年目をに突入します。
戦火の中で燃えずに残っていた当時の営業許可証には
「大正弐年拾月」と書かれています。
拾月のみ、日付なし。昔は割とざっくりだったのね。きっと。
2020-09-19 17:15:44
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シマさんとは私の曾祖母の久米シマさんの名前なのですが、今や、店内で行きかう合言葉になっています。
「肉のシマさん一杯~」「江田うどん、シマさんで~」何のこと?シマさんはあのパートさんの名前ですか?シマさん食べられるの?
その答えは、大盛や特盛が食べたいお客様に、麺のみ増量します。というサービスの呼び名です。
どんぶりはそのままなので麺を増やすともちろん並々大盛になります。ただし、出汁は少なくなります。薄くなります。メニューによってはとっても出汁が薄くなります。それでも良ければどうぞ、という私からの挑戦です。もちろん美味しく食べたい方にはおススメしません。すべてのメニューは麺を美味しく食べられて出汁も美味しく召し上がっていただくベストバランスで提供しています。ですからシマさんを召し上がるのは2回目以降、どうしてもお腹が空いてお金もないというときにしてほしいのです。高校生は仕方ない。質より量なのだから。仕方ない。
得したい!というヨコシマな気持ちでシマさんを注文して残したり、だしが薄いと文句を言われるのが一番悲しいのでシマさんを召し上がるときは覚悟を決めてください。その代わり私が作るシマさんは半端ないよ。ギャグのように麺を盛りますから。心して注文してくださいね。
ただ、ひと月に1,2回おひとりでお見えになって「うどんを2杯、一緒にもってきてください。」とか「具入りそばを普通1杯と小盛1杯」とご注文くださるお客様がいらっしゃいます。本当に美味しい食べ方をわかってくださるダンディな方♥
抱きついて握手して手をブンブン振りたくなります。
昔はおひとりで5杯10杯と召し上がるお客様がたくさんいらっしゃった、とか、たまにレジでお支払いをしながら武勇伝を話して帰られる、かつてのイケメンたちがけっこうな人数でいらっしゃいます。日本が勢いのあった良い時代だったんですね~。シマさんになったつもりで当時を回顧してイケメン達との会話を楽しむのも好きです(笑)
2020-09-04 13:26:08
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コロナに振り回されて、お盆に突入し、消防訓練や害虫駆除、to doが多すぎてすっかりサボり気味のブログを久々に更新。
創業者の曽祖父と曽祖母は房吉とシマと言います。房吉のエピソードはあまり残っていないのですがシマさんは相当性格がキツい厳しい姑で商売に関してもガッチリ稼ぐ、タフな女性としてのエピソードが残っています。そのシマさんが残った麺を捨てるのはもったいない。と、麺を丼から溢れるくらい盛り始めた事がきっかけで『大盛うどん』の屋号が生まれました。
話を現代に戻し、2年前にわたしが代表になってからオペレーションを見直し、キャパにそぐわない事を削り始めた最初に大盛り、特盛りをやめたので、まぁまぁな頻度で“大盛りは無いんですか?"と聞かれ、仕方がないので『シマさん』というサービスを始める事になりました。続く…
2020-09-04 10:15:26
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大盛うどんが宮崎市内で暖簾を揚げて108年になりますが、当時は大正時代。飲食店も数える程度しかなかったと思われます。
当時の宮崎は中食も珍しく、ほとんどの家庭が各家庭で作る質素な食事で日々を楽しんできたはずです。我が家の先祖も住み込みの女中さんがごはんの支度をし、お膳に載せられ夕事食を家族でいただくスタイルだったと聞いた気がします。そういえば宮崎の中心市街地も
つい40年ほど前はほとんどが農地でした。
それから戦争の時代を迎え、戦争が終わるとともに海外の生活スタイルが取り入れられ、外食も増えてきました。そして昭和の初めごろはなかったテイクアウトの文化も出てきます。大盛うどんもお客様のご要望にこたえる形で「持ち帰りスタイル」を始めるようになったみたいです。そのころはポリ袋なるものも貴重ですから最初は紙に包んだりしていたのかもしれません。私が記憶している一番古い光景はポリ袋に5杯分くらいをギュウギュウに詰めて口を折り、新聞紙で包むスタイル。エコです!今は別々に食べるから。と、小分けを希望されるお客様が増え、なんでも1杯ずつ1個ずつが当たり前です。そして驚きなのがだし!なんと、サントリーオールドってわかりますか。
あれに出汁を入れてもって持って帰っていたんです。いまでは考えられないようなゆるい包装スタイル。いま、ごみを減らそうとエコバックや個包装を避ける活動もされていますが、この時代に戻ればいいのになーと考えさせられる思い出の歴史です。
エコですよね~。
2020-07-21 15:13:21
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前回、出来立てのうどんをお届けできるように試作をしました。というところから、食べてみた記録をのせる!のがすっかり遅くなってしまった。コロナ関連の手続きや工事関係の発注など。世間の動きにはうちも例外ではない。
さて、けっか結果としては、予想以上の美味しい麺になりました。いや、むしろ店で提供している麺より私は好きです!
これが順調に商品になったら関西より北への発送に対しても、堂々と美味しいうどんです!!と言えます!
それにしても、ここまでのテイクアウトや発送の大盛うどんの歴史。そうとう、紆余曲折ありました。
ていテイクアウトや発送をはじ始めたころは今の食品衛生法からは想像できないような、驚くべき包装スタイルで・・・
けっこうおもしろいので、(笑)次回からのシリーズはお持ち帰り篇にします。
2020-07-17 16:00:37
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できたてほやほや!の茹でたてうどんを急速に冷凍処理して一日後、食べてみました~
鍋にお湯を沸騰させ、麺をいれ、火を止めて、3分程置くと、麺がほぐれてきます。
再び火を点けて沸々としてきたらざるにあけて、きゅっとしまった麺が好きだったらここで水で一度締めた方がよいけど、
私はふわふわ!が好みなのでそのまま丼にあけ、だしをかけて。いただきます!!
「うわ!!」麺のモチモチ感がましている!!美味しいじゃないか~!!
大満足の出来です。
これより具体的に製品化、開始します!
2020-07-10 19:22:32
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うどんを送ってほしいというお客様のご要望に発送を始めて20年。たびたびモデルチェンジをしながら現在に至ります。
冷蔵ゆで麺。手軽にすぐに食べることができますが、日持ちがしないので東京に送るとすぐに食べなければ痛みます。
冷凍なま麺も。茹でたてが食べられて美味しいうどんなのに30分も時間がかり、めんどくさい。
遠く離れたお客様にもいつか美味しい大盛うどんを手軽に食べてもらいもらいたい、、、
そんな思いがかなうかもしれない画期的な方法が見つかったかもしれません。
今日はその試作に・・・
あす、試食してみよう。
今後、良い方法に行くことを願って。
おやすみなさい。
2020-07-08 01:09:33
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